今回はスッタフからのリクエストを受け「眼精疲労」について取り上げたいと思います。年末年始の連休で、スマホやTVを見る時間がいつも以上に長かったという方も多いのではないでしょうか。一晩眠れば回復するといった程度の症状であれば問題無いですが、目の疲労だけでなく、慢性的な頭痛や肩こり、眩暈、吐き気などがある場合は、病的な眼精疲労だと考え生活の改善、治療が必要かもしれません。

○症状:しょぼしょぼする、痛み、視界がぼやける、かすむ、充血など。あわせて、肩こり、頭痛、倦怠感など。

○原因

①目の酷使

長時間PCやスマホといった近くのものを見続けると、ピント調節を行っている毛様体筋の緊張が続き疲弊する。

 

*豆ポイント:ディスプレイを長時間見ることにより眼精疲労や肩こり、不眠、うつ状態といった症状を引き起こす。これをVDT(Visual Display Terminal)症候群と言います。

 

②メガネやコンタクトが合っていない

 

③目のかわき

長時間PCやスマホを見続けると瞬きの回数が減り目が乾燥する。エアコンによる乾燥や、湿度の低い環境で起こりやすい。

*豆ポイント:まばたきテスト!

自然な状態で何秒間まばたきをせずにいられるか。10秒未満だとドライアイの可能性があります。※痛みが出たり、目がピクピク動いたらそこで終了です。

○予防と対策

・意識的にまばたきをする。

→まばたき運動で眼輪筋を鍛える!(目をぎゅっと閉じる、時間をかけてゆっくり開く、を繰り返す)

→眼球運動で目の周りの血流を促す!(顔は動かさず眼球だけを上下左右に数秒ずつ動かす)

・目を温める

→蒸しタオルや、市販のホットシートなどを使い温めることで、血行を促し緊張やコリをほぐす。

*豆ポイント:充血している時は、炎症を取るため冷やした方が効果的。

・目薬を使う

→ビタミン12や、ネオスチグミンメチル硫酸塩が含まれている目薬が効果的。

 

お仕事でPCを使う方、お家で動画を長時間見ちゃう方、今症状が無くとも、目には負担が必ずかかっています。対策はどれもすぐに出来ることなので、ぜひ予防として今日から!いえこの直後から!!(笑)、始めてみて頂ければと思います。(@_@)