大阪市中央区南本町にあります、心療内科・心理療法の『こころのクリニック和-なごみ-』は不眠、うつ、神経症、情緒不安定等の病気に対して治療、サポートを行っております。また、心の病気によって休職中の方の職場復帰のサポートもしております。

月経前症候群(PMS、PMDD)

●月経前症候群(PMS、PMDD)

女性の体には排卵に伴う1ヶ月周期のリズムがあります。排卵後、卵子を包んでいた卵胞が黄体に変化し、黄体ホルモンが分泌されます。黄体ホルモンの働きにより、受精卵が着床できるように子宮内膜が厚くなっていきます。月経が起こるまでのこの期間が黄体期です。黄体期に起こる身体的、精神的な不調を「月経前症候群(premenstrual syndrome:略してPMS)」と言います。PMSの中でも特に精神面の症状が重く、生活に大きな支障をきたすものを「月経前不快気分障害(premenstrual dysphoric disorder:略してPMDD)」と言います。PMSは黄体期に症状が現れ、月経が始まると症状が軽くなることから、黄体ホルモンが関与していると考えられていますが、はっきりとした原因は解明されておりません。

症状は、腹痛、頭痛、胸の張り、眠気、イライラや気分の落ち込みなど人によって様々です。痛みは鎮痛剤などを用いて対処できることもあります。一方で精神面の症状については、どう対処していいのかわからず困っておられる女性は多いようです。イライラして八つ当たりしてしまう、人に会いたくなくなる、悲しくなる、涙が止まらない、自己嫌悪してしまうなど、生活に大きな影響が出てしまう場合は治療の対象になります。

●月経前症候群(PMS、PMDD)の治療

自分自身でできる対処として、基礎体温、体調を記録し、どの時期に自分が不調になりやすいかを把握しましょう。その時期は無理なく過ごせるように、前もってスケジュール管理をしましょう。十分な睡眠、程よい運動を心がけ、暴飲暴食は控えましょう。甘い物、アルコール、カフェインなどを摂りすぎてしまうと、PMSの悪化につながります。身近にいる人に理解してもらうことも大切です。特に男性パートナーは女性の生理について理解できず、衝突してしまうことも。辛い時にはどのように協力して欲しいのか、普段から話し合いましょう。

それでも症状が重く、日常生活に支障が出ている時は病院を受診しましょう。婦人科では主に身体症状に対して低用量ピルなどの内服治療が行われます。精神面の症状が目立つPMDDの場合は心療内科や精神科の受診を検討しましょう。感情の安定に関与しているセロトニンという物質があります。セロトニンを調節する薬、SSRIが有効な場合があります。他にも漢方薬なども組み合わせることで、より治療効果が期待できます。

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