随分と気温が暖かい日が増えてきましたね。寒さ厳しい日が続いていた時は、早く暖かくなって欲しいと願っていました。しかし、ここまで変化が急だと、衣替えも追いつかず…私は毎朝てんやわんやしている現状です。

さて、今回タイトルにも付けましたが、今日は『労る』ことについて話していきたいと思います。4月に入り、新年度は大きな変化が起こりやすいタイミングですね。生活環境や人間関係、雰囲気が少しソワソワとしていることが多いように感じます。変化を迎える時、大なり小なり緊張感に背筋を伸ばされ、無意識だけれども、力が入っている、ということもあるのではないでしょうか。そんな新年度、気づけば中旬から下旬に入り、段々と疲労感が心身ともに蓄積されてきていませんか?疲労感、というのは自分の消耗を教えてくれているサインです。疲れてきたかも、と思った時が自分を労るターンです。

労る、には色々な方法があります。睡眠時間をしっかりと取ること、暖かいお風呂にゆっくりと入浴すること、美味しいと感じながら食事をすること、好きなものに触れる時間を過ごすこと…ここに書き上げたことだけではありません。人それぞれの『労り』が存在しています。労る時間は消耗した自分を回復し、次の自分に向かう準備となります。一般的に理想とされている形ではなく、自分自身の労りとして機能するものが大事です。

私たちは意識していないところでも、無意識の緊張状態に身を置いています。慌ただしい環境の中に居るからこそ、無意識の緊張を意識的にケアしていくことで、適宜、自分自身を労り、セルフマネジメントに繋げてもらいたいと思います。