リワークプログラムCRESSに参加されたメンバーさんは、リワークを終了し復職される段階で、「リワークに参加してみてどう思ったか」という感想文を書いてもらっています。
メンバーさんが実際に書いてくれた感想文は、多くの方に読んでいただけるように、このHPでもご紹介してきました。
今回、2022年9月から2023年8月の1年間にリワークを終了されたメンバーさんの感想文を新たに加えています。
リワークを利用された患者様の感想[2022年9月~2023年8月]
メンバーさんが書いてくれた感想文は、最近のブログの記事でもご紹介した毎年 8 月に開催される 「CRESS 交流会」で発行している「リワークプログラム CRESS 卒業文集」に、最初に収録されます。
CRESS交流会
「卒業文集」発行後に、リワークに関心のある方など、少しでも多くの方たちに、この感想文を読んでもらえるように、HPにアップしています。
メンバーさんが書いてくれた感想文を、あらためて読み返します。
すると、今は復職してリワークルームにいない、この文章を書いたメンバーさん一人一人が、心の中によみがえってきました。
プログラムや個別相談で、一緒に過ごした日々が、昨日のことのよう に思い出されてきます。悲しい顔もあれば、辛い顔、苦しい顔、怒った顔、そして笑顔もあります。
リワークの最終日に、喜びと悲しみが入り交じった顔で、リワークルームの扉を開け、 職場に向かって行かれたときから、時計の針は、だいぶ回っています。
リワークで一緒 に過ごした日々は、過去の話です。
それでも、感想文を読み返し、CRESS で一緒に考えた大事な過去の経験と、心の中で、いつでも出会えると、思いました。
この感想文を書いてくれたメンバーさんたちは、今、職場で、家庭で、いろんな体験をしているはずです。
悲しい顔や、辛い顔、苦しい顔や、怒った顔を浮かべているかもしれない。
今も、笑顔のときがあれば、どれほど良いでしょうか。
リワークでの日々は過去になりました。
しかし、あの当時、どれほど自分が真摯に自分と他人とに向き合ったかが、この感想文を通じて、どのメンバーさんの方の心の中にも、よみがえってくるはずです。
真摯に自分と他人とに向き合って心の仕事をし ていた自分自身に、心の中で、出会えます。
そういう自分が心の深いところにいて、 あなたと対話したがっていることを、信じてもらいたいと思います。
自分の心の深いところにいる自分を大事にして。これからも自分の人生を生きていかれることを、心の中で応援しています。
そして、この感想文に込められている皆さんの経験の価値を、私たちはこれからも伝えていきます。
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