8月に入り、夏らしさが増すのと一緒に暑いと思うことも増えましたね。

暑くなると普段イライラしないことに対しても、なぜか怒りの感情を抱きやすくなってしまうという経験はありませんか?

実は暑さを感じている時の体の状態と怒りを感じている時の体の状態はよく似ています。

暑いと、体温が上がって汗をかいたり、喉が乾きやすくなったり、または息がはぁはぁと荒くなることを経験することが多いと思います。

不思議なことに、怒りを感じて交感神経が刺激されると暑さを感じた時と同じ変化が体の中に起きます。

似たようなことが起きると脳は勘違いしやすく、暑さのために起こった体の変化を読み違えて目の前のことに怒りを持っていると判断してしまいます。

暑い日に、いつもなら何も思わないことにイライラする時は、もしかすると脳の勘違いが起きているかもしれません。

涼しい場所に移動してイライラした出来事を振り返ってみれば、もしかすると怒りの感情に振り回されずに違った視点で考えることができるかもしれません。

暑い日が続きますが、水分をこまめに摂って熱中症にはお気をつけてお過ごしください。