「豆太郎の健康だより。」と題して、これから豆程度の健康に関する知識を発信していこうと思います。“豆ほど”が、いかほどの知識量を指すのかは完全に私の感覚とはなりますが、記憶に残りやすいよう完結明瞭に要点だけを記していきたいと考えています。

 

第一弾は、『夏の飲み物』です。

 

最近ビールのCMを見る機会が一気に増えました。「汗をかいた夏の日、キンキンに冷えたビールをゴクリ。」と言った感じで、まさに購買意欲を掻き立てられる上手い演出です。

しかし!夏のアルコールはとっても危険!!

飲み物、飲み方によっては脱水症、熱中症を引き起こし、命の危険につながることもあります。

 

<夏に飲むには注意が必要な飲み物>

アルコール・カフェインを多く含む飲み物(コーヒー・紅茶・緑茶など)

・利尿作用があり、脱水になる。つまり水分補給にはならず、逆に体から水分を排出してしまう。

※特にビールは利尿作用が強く1リットル飲むと1.1リットルの水分が出ていくと言われています。

・睡眠の質を悪くする。睡眠を浅くするため、疲労がとれず熱中症にかかりやすい体調になる。

→これらの飲み物を完全にやめましょうと言うことではなく、汗をたくさんかいた時は、間に水や麦茶を飲んだり、食事も摂るようにするといいですよ。

 

牛乳

・発熱作用がある。体温が異常に上がった場合は控えた方がいいでしょう。

※ただ、熱中症予防という観点では牛乳は推奨されています。

 

水の飲み過ぎ

・水中毒を起こす危険性がある。

→水だけで水分を補給するのではなく、塩分も合わせて摂取しましょう。

 

今年はコロナの規制も緩みおでかけの機会も多いかと思います。お出かけのお供にする『飲み物』を上手に選んでいただき、体調不良を起こすことなく元気に楽しんでくださいね。