今年は例年に比べ、桜の開花が早く、3月半ば過ぎたころから開花が始まり、3月末には満開の並木が目を喜ばすようになってきていました。リワークでも年に一度、皆で花見に出かける日があります。過去3年間はコロナの影響で実施できていなかったのですが、昨年から復活し、今年も無事に、先日出かけることができました。天気予報がうまく外れて、前日の雨から免れ、さらに心地よい風が吹いて、最後の満開の桜吹雪を拝むことができました。

 大阪城のお堀を囲んでいる美しい桜のトンネルを皆で歩いていくと、出店がいくつかあり、串刺しフルーツや、串肉、アイスクリームを食べたり、コーヒーをゆっくり飲んだりしながら、石垣を眺めたり、写真を撮ったり、おしゃべりしたり・・・。めいめい春の午前中のひと時を楽しみました。ブルーシートを敷いて、ゆっくり花の下で過ごす人もいれば、天守閣が見える場所まで足を延ばして、これぞ大阪城の桜!というような絵はがきにもなりそうな写真を取ってこられる人もいて、楽しみ方は本当に人様々なのだなあと感じました。こうして外に出てみると、リワークルームではうかがい知れなかった皆さんの生き生きした表情や行動が見られてとても貴重な時間となりました。

 3月から卒業でお別れと、新しい出会いが続いていた中、まだプログラム以外で話す機会の少なかったメンバーとも、体験を共にする良い機会になったのではないかと思います。同じ美しい景色を愛でたり、大阪城とクリニックとの行き帰りの道々を一緒に歩くことで、多くを話していなくても同じ時を共に過ごしたつながりが自分の中に生まれるのはとても不思議な感覚ですね。

 印象的なことは、一番美しい満開の花の下を通ると、卒業されたメンバーの名が出たり、その場にいないメンバーの名が出たりすることでした。リワークの中でのこれまでのつながりが、こういった心境を引き起こすのだな・・・と思いながら聞いていました。

 コロナになる以前は、午前のみではなく、お弁当を持って一日ゆっくり皆で桜の下で過ごしたそうです。そんな素敵な一日がまた早く戻ってくるといいですね。