こころのクリニック和−なごみ−は、今年の5月に開院しました。
そして、7月から、リワーク・プログラムCRESSが始まりました。
リワークが始まったのがつい昨日のように感じますが、昨日、年内最後のリワークを終えました。
最終日は、クリスマス会です。
クリスマス・ケーキをメンバーとスタッフ総出で作りました。
机を囲み、お話しながらケーキを頬張りました。
ゲーム大会では、熱い戦いが繰り広げられました。
リワークルームには笑い声が溢れました。
↑クリスマスケーキ完成!!
みなさんの笑顔を見ていて感じたことは、メンバー同士の繋がりが持つ治療的な意味です。
プログラム一つ一つはそれぞれの目的と意義を持っています。そうしたプログラムに各メンバーの方が主体的に参加し、そこでこれまであまり思うことのなかったことを感じたり、考えたりすることが、リワークを活用するときに、とても大切になります。
しかし、それにも増してメンバーの皆さんにとって大切な経験となっているのは、病気を抱えながらも、もう一度働くことを目指している仲間との出会いのように、思います。
リワークで出会った仲間と一緒に何かを作ったり、お話したり、楽しみを共有したりすること。
自分を理解してもらうと同時に、相手のことも理解していくことを、メンバーの皆さんがリワークの中でされているように思います。
そうした経験が、皆さんを心の深いところで支えるように思います。
今日のブログが、今年最後の更新となります。
来年、再び、メンバーの皆さんのお顔を見るのを楽しみにしています。
皆さん、どうぞ、良いお年を……。