今年も花粉が猛威をふるいだす時期がやってきましたね。最近は屋外での感染対策を目的としたマスク着用は減っていたのですが、花粉症対策でまた外出時の必需品となっています。

花粉症の症状は風邪症状とも似ていますが、見極めるポイントがあるので確認してみましょう。

 

花粉症はくしゃみ、鼻水、目の痒みなどの症状が、起床時、花粉の飛散量が増える昼間・夕方に強く出ます。外出して数分でくしゃみが連続して出る、水のようなサラサラとした透明の鼻水が出る、皮膚や喉がイガイガする等はアレルギー反応の花粉症を疑います。発熱はまれですが、鼻炎症状により頭痛や倦怠感が出る場合もあります。

 

一方風邪症状は、連続したくしゃみはまれです。鼻水の状態が花粉とは異なり、ねばねばしていたり、黄色っぽいことがあるのでチェックしてみましょう。時間による症状の変化はないので、一日中同程度の症状があります。喉の痛み、腫れや赤み、咳や痰が出ることもあります。発熱だけでなく、悪寒や節々の痛みなど全身症状が出る場合もあります。

 

風邪の場合はゆっくり休養し、内科受診をお勧めします。

花粉症なら、マスクや眼鏡などで体内に花粉を取り入れない工夫を取り入れてみてください。日常に支障が出るほどの症状がある方は市販薬の使用や、耳鼻科受診をお勧めします。

 

花粉が落ち着いた、過ごしやすい季節を待ち遠しく思いながら…

皆さんも体調には気をつけてお過ごしくださいね♪