コラージュで柔軟な発想

今週はコラージュを作るプログラムをしました。
コラージュは、雑誌や新聞などから自分がピンときたものを切り取り、
画用紙に自由に貼っていくものです。
予めテーマを決めても良いですし、
何となく気に入った素材を貼っていっても良いと思います。
切って貼るだけなので、絵を描くよりも手軽に表現できます。

普段、仕事では、
決まった手順で行うことや、効率良く行うことが求められると思いますが、
たまにはそういったことから離れて、
気持ちのおもむくままに、
自由に表現する中で発見できることもあると思い、
コラージュをすることにしました。

こういう美術のようなことは苦手とおっしゃっていた方も、
始まると黙々と作っておられました。
また、画用紙をはみ出して貼ったり、立体的に貼ったりと、
皆さん様々な発想で作っておられました。

一見子どもっぽいものに見えるかもしれませんが、
メンバーの方々は、
「こういうことには苦手意識があったが、やってみたら案外できた」、
「他の人の作ったものを見て、自分にはない着眼点だと思った」など、
それぞれ発見があったようでした。

ちなみに、このような作業では、
自分が作ったものを見てくれる人がいたり、
感想を言ったりしてくれる人がいるというのが大切だと思います。
誰も見てくれなくても、作ること自体に喜びを感じる方もおられるかもしれませんが、
人間は自分のしたことに反応を示してほしいものです。
そういった意味でも、
皆で作って鑑賞できたのは良かったのではないかと思います。