皆さん
ゴールデンウィークという長めのお休みがあり、生活リズムはどうでしょうか?

休み中はどこかに出かけたり、それゆえに疲れてしまったり…とどうしてもリズムが崩れやすいと思います。お休み明けはCRESSでも欠席や遅刻が多いことも事実です。通常の生活に戻るのには、思った以上に力が必要になります。
これを機にご自身の生活リズムをもう一度見なおしてみましょう!

さて今日は”人との付き合い方について”お話したいと思います。
CRESSでは月に二回、自己分析というプログラムを行っています。このプログラムはテーマにそって自由に自分の考えを話したり、他の方々の意見を聞いて、自己理解を深めるというものです。

前回のテーマは”苦手な人とどのように付き合うか”がテーマでした。

そもそも、自分にとっての苦手な人はどんな人なのか?について考えることが大切なように思われます。そこには、”何故その人が苦手なのか?”についての問いも含まれているように思います。

その理由の中には、自分自身の理解を深める手助けになるものがあると思います。

苦手な人とどのように付き合うか?についての問いには、
”距離を置く”と答えた方が多い結果となりましたが、”距離を置く”ことは何を意味しているのかを考える必要性があるような気がしています。
そもそも、距離を置くという対処法がとれる状況なのか?についての問いがあります。職場では、距離を置くことが難しくなる状況がほとんどだと思います。

あるメンバーさんは、苦手な人の分析をすることで自己理解を深め、
その結果、相手の問題だけでなく、自分自身の問題にも気付かされたようです。
しかし、苦手なものは苦手で、それを変えることはできなかったと話します。苦手な人を得意な人に変える必要性は感じませんが、なぜ苦手か、という核の部分を見つめていくことで、対象に対する考え方も変化していくかもしれません。

”距離を置く”ことが有効な場合もあると思いますが、
それだけに留まることなく、自分自身と向い合って考えていくことが必要だと感じました。


−人対人−というある種、鏡のような側面がある世界の中で、”苦手な人”という存在は、自分自身を見つめるチャンスかもしれませんね。