今年は梅雨入りが平年より大幅に遅れたこともあり、二十四節気の「大暑」の時期になってもまだ梅雨明け宣言は出されていません。猛暑の到来が遅れていることをありがたく思う一方、真夏の日差しがないことに少し物足りなさ(?)も感じてしまいます。
リワークプログラムでは、毎月個人プレゼンテーションを行っています。テーマはスタッフが指定したもので、たとえば3月は「春」、6月は「雨」など季節を題材にすることも多いです。
毎回のプレゼンで印象深いのが、メンバーの方々の表現力の高さです。メンバーさんそれぞれの経験に照らし合わせて発表していただけるように、やや抽象的なテーマ設定にしていますが、そこから想像力を広げてもらい、いつも本当に多様な発表が行われます。内容だけでなく、語り口にもそれぞれの方の個性があり、適度なユーモアも交えての話に、聴く側は引き込まれます。
このプログラムは、プレゼンの技術的な部分を磨くという意味もありますが、大事なのはメンバーさん一人一人の自己表現だと思っています。プレゼンを通してその人らしさが自然に伝わってくること、そしてそれをメンバーの皆さんで共有し尊重する場でありたいと思っています。