気がつけば、今年もあと残りわずかですね(どうやら残り57日のようです)。同じ時間分、同じ1年分を過ごしているはずなのに年々、時間の進み具合が早く感じられます。忙しい日々の中でも1日1日を丁寧に振り返ることで、普段と変わり映えのない1日の何気ない時間や行動も意味があるものになるのではないでしょうか。
毎日が味気なく変わらないものだと感じられる時、それは何故でしょうか。昨日と今日でぴたりとズレのない出来事なんて存在しません。その瞬間は、その時しか味わうことができません。こうしてブログを書いている私自身の今も、前回のブログ更新と同じ体験は存在しないのです。
日々が変わらない/無意味/味気ない/つまらないと感じている自分が居るのであれば、それは何も起こっていない訳ではなく、何かが自分の内に起こっていることを知らせるサイン(合図)かもしれません。もちろん、何も感じられないということ以外にも様々なサインがあります。サインというのは本来、何かが生じたことを知らせるための役目を果たすものですが、意識をしてみないと案外見逃しやすいものでもありますね。自分から出ているサインを感じ取り、『何故なのか』を考えてみる。…ただ言うだけであれば簡単ですが、実践することがとても難しいのです。リワークでは、その難しい作業を日々メンバーさんにプログラムを通じて取り組んで頂いています。そこから見えてきたことが、休職に至った自分への気付きに繋がり、復職に向けての指標の1つになる…自分はそういう想いで、メンバーさんとリワークでの日々を歩んでいた2021年だったと今、振り返ってみることができました。
2021年も間もなく終わります。1日1日を振り返ってみると、何気なく過ぎていたと思っていた2021年が、実はそうではなかったという気づきがあるかもしれませんね。