ついに暑かった日々が終わり、一段と寒くなってきましたね。今年の秋を皆さんはどのように過ごしていますか?CRESSでは10月の初旬頃からロッカーへ紅葉の飾り付けをしています。葉っぱには「〇〇の秋」といったようにメンバー、アフターリワークに参加してくださった卒業メンバー、スタッフの思い思いの秋を書いています。

 秋といえば私の頭に浮かぶのは食欲の秋なのですが、今回はスポーツの話しをしようと思います。学生時代はバレーボールをしていたのですが、スポーツ観戦というものに行ったことがありませんでした。ただ、今回初めて友人に誘われたことをきっかけにバレーボール観戦に行ってみました。ボールが地面に落ちそうなところで拾って、ラリーが繋がる様子は見ていてハラハラドキドキしていました。観客も一体となって応援し、反応する感じがすごく新鮮だなと思いながら、一方でボールが繋がらない場面が続くと退屈にも感じていました。私がイメージしていたスポーツ観戦は興奮状態が試合中ずっと続くのだろうと考えていたのですが、穏やかな時間・試合の流れもあり、私の考えていたものとは全く異なりました。この体験を通して一つ気がついたのが、私は「白か黒か」で考えていたなということです。私は、スポーツ観戦は「興奮しかない」と考えていて、「穏やかなものはない」と思っていたのですが、実際には「興奮も穏やかさもある」ということ、つまり「白も黒もある」ということです。

 スポーツ観戦だけでなく、普段の生活を振り返ると「白も黒もある」のに「白か黒か」でついつい考えてしまっている自分がいて、それが自然に自分の判断基準や感じ方にも組み込まれていることが多いと思います。皆さんはどんな「白黒思考」をお持ちですか?