突然ですが、あなたは『自分』をどれくらい理解していますか?
名前、生年月日、年齢、出身地など、簡単な自己紹介のような内容はすぐに答えられるかもしれません。
でも、自分自身への理解というのは、簡単なものだけでしょうか?
リワークでは自己分析というプログラムがあります。
読んで字の如く、自己を分析してもらうプログラムです。
皆さんにただ自由に考えてください!ということではなく、こちらが提示したテーマや、グループ課題に取り組んでもらうことを通じて、自己理解を深めて頂きます。
自分のことは自分が一番分かっている!と思っている人にとっては、自己分析はとても簡単なことに思えるかもしれません。
しかし、実は自己分析はとても難しいのです。
一体、何が難しいのでしょうか。
ここでひとつ私から質問です。
自分の姿を何も使わずに見ること・捉えることはできますか?
…私は不可能に近いと思います。
何かに自分を映すからこそ、自分を見ること・捉えることができると考えます。
実生活の中で、最もわかりやすいものは鏡ですね。
私たちは自分の眼だけでは、そのままの自分を見ること・捉えることはできません。
見ること・捉えることができなければ、分析することも、叶いません。
自己分析ではテーマやグループ課題を使うことで、自己を見てもらうのです。
そして、それらをメンバーと共有し、話し合うことで、自分視点だけではなく、他者視点からも自己を見ること・捉えるができるのです。
自己分析を通じて、これまでの自己の再確認や、新しい自己との出会い、自己尊重することに繋げてもらえたらとプログラムを実施しながら、いつも思っています。
このブログが自分をどれくらい理解しているのか考えて頂くこと、そして新しい自分との出会いへと繋がりますように。