以前、このブログで熱帯夜のことについて書きました。今年もこの時期に寝苦しい夜について話題として触れようと思っていましたが、予想外に涼しい日が続き、例年残暑厳しいお盆の時期のはずが、何とクーラーもつけずに寝ることが出来ています。日によっては明け方は肌寒さを感じるほどで、電気代も節約できています。
もちろん、いいことばかりではありません。この低温の原因となっているのは、観測史上記録的な大雨であり、全国各地で大きな被害が出ていて大変な思いをされている方が多くおられます。また、過去の冷夏の時のように、お米や農作物への影響も心配です。そうなると、ある程度の暑さや日差しはあったほうがよいということにもなりそうです。そもそも天候とは人間の都合でコントロールできるものではないことを、改めて今回感じました。思い通りにいかない状況に出会うと、どうしても人間は先行きが不安になったり、焦りや苛立ちが強まったりします。自分自身のコントロールもまた簡単ではありませんが、やはり日頃からイレギュラーな事態に備えて、何らかの心の準備をしておくことが大切なのかもしれません。