夏の日射しが日に日に強まっています。
この季節になると、子供の頃の長い夏休みを思い出される方もいることでしょう。
子供の頃の夏休み。
あの夏の体験を思うとき、心と身体を満たす生き生きとした感覚がよみがえりませんか。
子供の頃の生き生きとした体験はどこから来るのでしょうか。
それは、信頼と愛情で結ばれた関係の中で、その関係を支えにしてこそ感じられるような、生きる喜びなのだろうと思います。
今は、COVID-19によって、夏休みの遠出さえ思うようにはできません。
しかし、信頼と愛情で結ばれた関係の中で、その関係を支えにしてこそ生きる私たちの命は、疫病によっても失われることはないでしょう。
リワークも夏休みに入ります。
長い休みの間は、それまで規則正しいリズムを作り出していたリワークに行くことができません。
自分で自分の時間を管理し、行動しなくてはいけません。
これが難しい。
多くの場合、長期休暇では、生活リズムが崩れてしまいます。
リワークがなくなる長い休みを、メンバーの皆さんがどう経験されるか。
それをまた一緒に考えたいと思っています。
休みの間に、リワークとの繋りがなくなるような不安を感じることがあるかもしれない。
孤独感や寂しさを感じることがあるかもしれません。
それは、そのメンバーさんが私たちとの何かの繋りを頼りにして、苦しい休職の時を過ごしているからだと思います。
そこに動いているのは、信頼と愛情で結ばれた関係の中で、その関係を支えにしてこそ感じられるような、生きる喜びを経験する子供です。
休職して、愛情や信頼を失ってしまったかのように思っていても、今の自分の心の中には、繋がりを求めている生きる子供がいるのかもしれない。
夏休みが明けたら、また、リワークでお会いしましょう。