梅雨入りが発表されましたね。
雨の日が続きそうです。

先日、リワークでは雨の合間をぬってフォトセラピーを行いました。
カメラ片手にクリニック周辺を散策し、撮りたいと思ったものをカメラに収めていきます。
そのあと、撮った写真を集めて、みんなで写真集を作成しました。


クリニックの近くなのですが、
「こんなんあったんや」「気づかなかった」というメンバーさんの声が聞こえました。
確かに、普段なら気にも留めない看板が可愛く見えたり、
壁の模様がニコちゃんマークに見えたりと嬉しい発見がありました。
ふと立ち止まってみると、切り取りたくなる景色がたくさんあるんですね。
メンバーさんも、自分の中で“撮りたい”と思った被写体に出会うことが出来たでしょうか。
その気持ちこそがフォトセラピーでは大切です。
例えインスタ映えはしなくても…撮りたいものを撮ることが治療的に働くでしょう。




そして、1人ではなく、集団で撮影したことも、貴重な体験だったと思います。
何を被写体として選ぶか、どのようにカメラに収めるか、メンバーさんによって違います。
「ここに心動かされたんだなぁ」とか「こういう風に形に残したくなったんだなぁ」と
一枚の写真の中に、その人らしさが表現されているようでした。
それを、誰かと共有しあうこともフォトセラピーの目的です。
写真をきっかけに、自分らしさを考え、他者と共有する。
共有の中で、わかりあえる喜びや、通じ合わない難しさ等
いろいろな体験があったかと思います。

メンバーの皆様、フォトセラピーの体験で、どんなことを思われたでしょうか。



さて、最後に…。撮りたくなった1枚を載せておきます。
何十回も通った道なのに、昨日見つけました