4年に一度のサッカーW杯ロシア大会の開催が近づいてきました。
6月14日から7月15日まで約1か月の長丁場、今回もサッカーファンはたっぷり楽しめそうです。東ヨーロッパ初の開催となる今大会の全64試合はロシア国内11都市12会場で開催されます。国土が広大なため、会場によって時差が異なるようで、開始時間のチェックが大変かもしれません。
じつは私も学会発表でモスクワを訪れたことがあります。飛行機で約11時間移動し、到着したモスクワのシェレメチェヴォ国際空港は予想と違い、新しくてきれいな近代的な設備が印象的でした。しかしテロへの警戒感が強く、入国審査では持参したデジカメをチェックされ、「一枚撮ってみろ」と指示されたので撮りました。どうやら、カメラ型爆弾でないことを確かめられたようでした。
その後は空港から出たバスが大渋滞にはまり、大変な思いをしました。後で知りましたが、空港からモスクワ中心部へのルートは、世界でも最も渋滞がひどい道路のひとつだったのでした。その後も地下鉄で危うくスリに遭いかけたり、英語が全く通じず、ロシア語もわからずで困ったり、レストランの接客がひどかったりと散々な思いをしつつの滞在でしたが、今となってはいい思い出です。
もうひとつよく覚えているのが、モスクワで本田圭佑選手のポスターやマトリョーシカをそこかしこで見かけたことでした。当時本田選手はロシアリーグのCSKAモスクワというチームでプレーしていたためです。心細いモスクワの旅の途中にいた私にとっては、日本人の活躍に勇気づけられるような思いでした。
W杯では日本代表はもちろん、ロシアをはじめとする全32か国の戦いぶりが楽しみです。それを通じて、それぞれの国のことについても少し興味を持ち、知ることができたらいいなと思っています。
あとは、リワークあるいは職場でも、寝不足で支障をきたさないように気を付けないといけないですね。どうしても観たい方におすすめの方法は、大会中の1か月間限定で起きる時間を90分早めて、録画した試合を(毎日1試合に絞らないといけませんが)朝に観ることです。また、W杯終了後にも少し早めに起きる生活スタイルを継続して、「朝活」の時間として有効活用するのもいいかもしれません。