ここ最近で気温もぐっと下がり、冬を思い出すような寒さになってきましたね。季節の変わり目は、身体にダイレクトに影響を与えます。

皆さん、体調はいかがでしょうか?


季節の変わり目は、
「新しい季節がくるワクワク感」と「新しい季節に自分が対応出来るのかという不安」
というような、相反する気持ちを感じるような気がします。

人間は変化を怖がる生き物であると言われています。
現状に満足を感じていなかったとしても、現状維持をしてしまうのが人間の性なのかもしれません。


CRESSに来ているメンバーの方々は、リワークに参加するということが、大きな「変化」だったのではないでしょうか?
もちろん、リワークに参加する前には、会社を休むという選択をしているはずですが、そこにも大きな「変化」があったはずです。

リワークに参加前の自分、リワークに参加し始めた自分、リワークに参加して時間がたっている自分、リワークを卒業した自分、それぞれに「変化」があるように思います。


この間のプログラムでは、
「リワークに参加して変化した自分、変化していない自分」というテーマで、
皆さんと一緒にディスカッションをしました。


数十人のメンバーの方々からは、その人なりの「変化」があり、ほとんどがポジティブな意味合いでの「変化」でした。

それは、
リワークに通いだして、生活リズムが安定したり、様々な状況において感じる自分の想いを見つめられるようになったり、時には休憩することも良いことなんだと思えるようになったり。


一方、変化していない自分を語る際には、
「こういうところはいつまでたっても変わらない」というように、ネガティブなニュアンスが多く含まれているようでした。

変わらない自分が全て悪なのか?と言われれば、答えはNOだと思います。
もちろん、変わらない部分が原因で自分自身が苦しい思いをされているならば、変わらない部分をどう変化させていくかは重要になっていきますよね。

ただ、その人”らしさ”というものがあることも事実で、その部分は自分の特徴として捉えることも1つの方法なのではないかとも思ってきます。

「変わらない自分の特徴と、どのように付き合っていくのか?」
そんな風に考えることも出来るのではないでしょうか。


リワークに参加している皆さんだからこそ、自分自身の変化が見えやすい状態であるし、その一方で、「変化していない自分」を探っていくことも自分自身を知っていく上で、1つのツールになるのではないでしょうか。

これからも様々な角度から自分自身を見ることで、自分のことをより知ることが出来るように、皆さんと一緒に思いを巡らせていけたらと思います。