4月初旬は肌寒い日もありましたが、下旬にもなると、寒さもありますが、暑さの主張も強くなってきて、寒暖差に体力を持っていかれている、と感じる時が増えてきました。強い外的刺激を意識しながら、本格的な暑さに備えたいものです。
さて、今日の内容はタイトルの通り、『アフターリワーク』についてです。
アフターリワークを知らないという方もこのブログを読まれているかもしれません。簡単に説明をしますと、アフターリワークは、リワークプログラムCRESSから復職・社会復帰をされたメンバーが参加できるアフターフォロープログラムのことです。
リワークを卒業した後、職場と社会的な繋がりを持てたとしても、リワークの中で体験していた繋がりとはどこか性質が違うと感じられることがあります。自分の内面を共有できるような、内的な繋がりはそのひとつかもしれません。アフターリワークでは、アフター参加メンバーやスタッフと共に、リワークでの治療的な体験に立ち返りながら、リワークの頃の自分が取り組んでいたようなコミュニケーション、自分の内面の動きに目を向けてもらえるようなプログラムを月に1度、第3土曜日に実施しています。アフターリワークは参加に期限はありません。リワーク在籍時期が重なっている人もいれば、そうではない人もいます。アフターリワークで初めまして、と挨拶を交わすことも珍しくはありません。リワークプログラムCRESSで社会へと戻っていくために、複雑で苦しくもありながら、力強い体験をし、自身と向き合い、休職前の頃の自分から変容へと向かって行った、ということが全員に共通しています。
今月のアフターリワークでは、午前にはグループディスカッション・午後には心理教育を実施しました。グループディスカッションでは、リワークから旅立ったメンバーが日常で経験していることを振り返り、ディスカッションを展開する中で、気づきや理解へとみんなで繋げていきます。午後の心理教育では、心理学の専門的な話を元に、参加したメンバーの力となるような時間を過ごしていきました。アフターリワークは月に1度であり、参加もメンバーの主体性に任せているので、共に過ごす時間自体、参加メンバーにとって貴重な時間であることは私たちスタッフは理解しています。私たちはメンバーが卒業した後もメンバーがどう過ごしているのか、何を感じているのだろうか、と、どれだけ時が経ったとしても、1人1人の顔を思い浮かべながら考えています。きっとそれは、メンバーも同じだと思っています。お互いの人生の深いところに関わり合い、様々な感情を共にし、休職から社会に戻る時間を共にしたのだから。
ふとした時、『あの頃』、つまり、リワークでとても大変な経験をして、自分と懸命に向き合っていた頃を思い出す時や、自分がたった独りぼっちであると感じる時、久しぶりに会いたいなと思った時、リワークルームに続く扉が気になった時…ぜひ、アフターリワークに来てほしいと思います。誰しもが、メンバーやスタッフといった他者との内的な繋がり・深い関係性を感じていて、そういう自分を尊重される場所がリワークプログラムCRESSです。『あの頃』と同じく、自分の内面に起こる体験を独りではなく誰かと共に、感じてもらうために。
私たちスタッフは、いつも待っています。





