CRESSのリワークプログラムの中に、自己分析というプログラムがあることをご存知でしょうか。自分自身と向き合いながら、受け止め、自己や他者の理解を深めていくことをテーマにしています。そんな自己分析の中で、“印象”について考える回がありました。

 自分が他者を認知し、判断する際の基準にもなる第一印象。第一印象による判断や推測がいかに曖昧で、実際の他者の内面と異なるか、ゲームを通して実感していただき、最初の印象だけに捉われるのではなく、積極的にコミュニケーションをはかり他者を様々な角度から理解できるようにしていただくことが目的です。

 卒業されたメンバーの中には、取り組まれたことがある方もおられると思います。メンバーの皆さんから、他者の好みや性格を直感(推測)で当てることは難しく、「予想と外れた…」「こうだと思ったのに」と推測と実際は異なるという感想を沢山お聞きします。そこで、私も実際に体験しようと思い、先日スタッフの先生方と取り組んでみました。感想としては、やはり「難しかった」です。自己の認識と、他者の認識は異なることを改めて感じましたし、意識していない部分や見ている角度など、人によって注目点や大切にしていることが異なることも感じられました。

 最初の印象より、話して見たら意外と…なんて思うことも多いのではないでしょうか。人は短い瞬間の出来事だけでは他者の全てを判断、理解することができず、偏った認識や価値観で決めつけてしまいがちです。皆さんにも第一印象だけに捉われず、コミュニケーションをとることで他者を理解していただきたいと思いますし、自己を開示することにも繋げていただきたいと思います。