4月に入り、ずいぶん暖かい日が増えてきましたね。寒い冬で冷たくなっていた心と体が少しずつほぐれてきているような感じがします。私は春という季節がけっこう好きです。寒さと暖かさ、寂しさと嬉しさ、終わりとはじまり、相反するものがさまざまに入り乱れる季節は、心そのもののようにも感じられます。私たちの心は、良いものと悪いもの、嬉しい気持ちと悲しい気持ち、劣等感と優越感、矛盾するかもしれないけれど、それらが両方あってはじめて機能しているのだと思います。
変化の季節の中で、CRESSでも様々な動きが生じています。リワークを卒業して社会に戻っていくメンバーと、新しくリワークに参加するメンバーがいます。スタッフの体制にも変化がありました。グループ作業のプロジェクトが一つ終了し、また新しいプロジェクトが始まろうとしています。メンバーはそれぞれに、揺れ動く気持ちを抱えているようです。
そんな中、先日リワークのメンバーとスタッフで大阪城公園までお花見に行きました。雨予報が一転、天気は快晴で、日差しがぽかぽかと心地よいお花見日和でした。いつものリワークルームから出て、わいわいと話しながら歩く開放感や特別感に、みなさん心を踊らせていたようです。桜はほぼ満開で、花びらが太陽の光を浴びて柔らかく輝く様子に、私もじんわりと幸せな感覚を覚えました。

CRESSで出会うメンバーやスタッフとの関係は、場所的にも時間的にも限定的なものです。いつかは終わってしまう繋がりの中で、それでもこうしてみんなで桜を見た思い出が、心の中に生き続ける。そういう大切な時間になっていたらいいなと思います。





