7月のアートセラピーのプログラムで行なっていた、“仮面作り”が、今週完成しました!

 仮面を作るためには、アルミホイルで原型を取り、それから新聞紙を幾重にも貼っていき、さらに半紙を重ねていきます。 


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そして、思い思いの色に彩色していくわけです。


 なかなか原型を作っていくというのが難しくて、立体感を出すために、やり直しされていた方もいらっしゃいました。

 作業するとプロセスには、どのようなものに対してでも、その人のその仕事に対する関わり方が現れてくるなというのを、あらためて感じました。








 日にちは変わって、木曜日の自己分析の時間は、〔私にとって仕事って?〕というテーマでフリーディスカッションを行いました。

 その中では、リワークに参加されているみなさんが、どのように仕事を選択してきたのか、その中でどういったことが起きていたのか、個人個人の仕事に対する思いや、復職後どのように仕事と向き合っていけばよいのかということが活発に話されました。


 この話を聴きながら、みなさんが制作された“仮面”がどのようなものだったかを、思い起こしていました。
 
 自分の顔を作られた方もいらっしゃいますし、動物や、それ以外のユニークなものを作られた方がいらっしゃったのを思い起こしていたのです。


 

 人は、生活を送る上で、社会に適応するために、誰しも外向きの顔というのが存在しています。
 24時間いつもどこでも、誰と居る時も同じ顔というのではないでしょう。

 「職場ではこうしなきゃ」「お客さまと話すときは、こういう態度で接しなきゃ」

と、その場に応じた仮面が存在するのではないでしょうか?

 それは、これまでの経験の中から培ってきた、社会生活を送る上で、必要な防衛ともいえるでしょう。


 もちろん、仮面は一つではなく、自分の中にいくつもあるかもしれませんし、
 分厚い仮面もあれば、薄い仮面もあるかもしれません。


 その中で、どういう仮面を自分がかぶっていたのか、その仮面が本当の自分自身とどのくらいかけ離れていたのか、どのくらい仮面をかぶっていたのか、、、、
 自分を出すことができなくて仮面をかぶり続けていたのか、、、



 そういう視点で、この仮面と、自己分析でご自身が話されたことをもう一度吟味していただけると、
 自分自身というのが、別の角度から見えてくるのではないかと思います。


 みなさんきっと、今回のプログラムで、どうしてその仮面を作ったのか、その仮面に対する思いがそれぞれ違うと思います。

 自分がどう見えるのか自分の姿と向きあおうと思って自分の顔の仮面を作られた方もいらっしゃるかもしれませんし、
 ご家族のことを想われて制作された方もいらっしゃるかもしれませんし、
 周りに見せる自分の顔を作られた方もいらっしゃるかもしれませんし…



 何を想っていたのだろう?



 そこには仮面を作り、自己分析をしたという経験を通して、それぞれの方に考えていただきたいなと思っています。

 

 答えは一つではありませんし、こういったプログラムを通して、自分自身と向き合って、自分の本当の気持ちを考えていくプロセスを、CRESSではサポートしていきたいと思っています。








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