8月も後半になりましたが、暑い日が続いていますね。
みなさん、体調はいかがですか?

中には、暑さで食欲が低下し、思うように食事が摂れていない。と、言う方もおられるのではないでしょうか?

そこで、オススメしたいのが夏野菜。
夏の野菜は、栄養と水分をふんだんに含んでいるものが多く、毎日の食事に摂り入れることで、夏バテ解消に効果の期待出来る物があります。
今回は、代表的な夏野菜の栄養と、摂取の工夫について簡単にお伝えしたいと思います。


カボチャ:夏の緑黄色野菜の代表。βカロテン、ビタミンC、Eを多く含みます。
     食物繊維も豊富で便秘解消に効果的。
     血行を良くするビタミンEも含まれています。
     夏野菜の中では、珍しく身体を温める効果がありますので冷房で冷えた身体に     オススメです。
     切って素揚げにしたり、たっぷりの水で煮込んでスープにしてはいかがでしょ     うか?
     固いカボチャを切るときは、レンジに2分程かけると切りやすくなりますよ。
     

トマト:夏バテの食欲不振や喉の渇きに良いと言われています。
    リコピンが多く含まれており、免疫力を高め、肌の老化防止にも繋がります。
    プチトマトを生でおやつ代わりに食べるのも良いですね。
    夜に摂取すると、翌日のお肌に効果的とも言われています。
    また、熱を加える事でリコピンの吸収率が高くなりますので、スライスして、     チーズと共にパンにのせ、ピザトーストを作ってみてはいかがでしょうか?
    その他に、ビタミンC、B、カリウムも含まれています。


ナス:94%が水分で身体を冷やす作用があります。
   栄養価は低めですが、ビタミンB、C、カルシウム、鉄、カリウム、食物繊維が含ま   れています。
   皮にはアントシアニン、ポリフェノールが含まれており、身体の老化防止や動脈硬   化の予防にも効果があると言われています。
   皮の食感が苦手な方は、炒めるよりも煮込むほうが摂取しやすいですね。


ピーマン:ビタミンCが豊富で皮膚や粘膜を健やかに保ちます。
     コラーゲンの生成を助け、メラニン色素の沈着を防ぐので、女性には心強い
     野菜ですね。ビタミンAも含まれます。
     苦味が苦手な方は、炒める際に少し砂糖を加えると緩和されます。


オクラ:βカロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムを含みます。
    粘膜や皮膚を守り、免疫機能を正常に保つと言われています。
    食物繊維由来の独特の粘りを活かして、おひたしやサラダ、冷やした麺類、冷奴    にもよく合います。
    

キュウリ:βカロテン、カリウムが含まれむくみの解消に効果的です。
     身体を冷やす作用があります。
     ただ、ビタミンCを壊してしまう酵素も含まれているので、その酵素の働きを
     抑えるお酢であえるのがオススメです。



毎日の食事に、少しでも摂り入れられそうな夏野菜はありましたか?


1つずつを調理するのが面倒な方は、ザクザク刻んだ夏野菜で栄養満点なカレーを作ってみてはいかがでしょうか?
カレーの香辛料には、食欲増進効果のあるものも多く、夏バテ防止に持って来い!のメニューと言えるかもしれませんね。
また、ヨーグルトやバナナを加えてスムージーにしてみてはいかがでしょうか?


食生活を整えて、夏後半を上手く乗り切られることを心より願っております。