少しずつ寒さが和らいできたように感じた途端、真冬のような寒さに戻ってしまう日が多いですね。こんな時が一番、体調不良に陥りやすいと思いますので、うがい手洗いを怠らずに日々生活していきましょう。

さて、今日は題名にもある通り、”自分のために”何かをすること、というテーマでお話させていただけたらと思います。

大人になると、自分のために何かをするということが難しく感じられる人も多いのではないでしょうか?お子さんがいらっしゃる人なら尚更そう強く感じられることでしょう。

皆さんも復職を目指して毎日CRESSに通われているわけですが、それは何のためなのでしょうか?
自分のため?家族のため?親のため?会社のため?・・・etc

ざっと挙げたもの以外にもたくさんの”〜のため”があることでしょう。
それは1つではないと思います。

しかし、言うまでもなく皆さんは、”自分のため”に毎日プログラムに参加しているという基本的な意識は持っていると思います。

しかし、時には、”自分のため”という基礎的な部分が抜けてしまうこともあるのはないでしょうか?
個人プレゼンにおいて、皆さんのコメントや感想を聞いているとそう感じることがあります。

個人プレゼンとは、テーマにそって時間内でそれぞれ発表していくものですが、皆さんの感想を聞いていると、
「皆が楽しめるように」とか、「皆さんがあまりおもしろくなかったのではないか?」とか、「もっと皆さんが明るく楽しくなるような話がしたい」などの感想が多いように思います。

果たしてそれらは何のための発表なのでしょうか?

もちろん、人が興味を持ってくれるものを作りたい気持ちが間違っているとは思いません。承認されたい気持ちを持っているのも人間です。

しかし、「自分が何を考えたいのか、何を考えるべきなのか」について最初に焦点をあてなければ、その発表は自分のためではなくなっているように思います。

自分が何を考えるべきなのか、自分が何を人に伝えたいのか、
あくまでも自分自身のための発表であることを再確認することで、より良い発表の機会、さらには自己理解にも繋がるのではないでしょうか。