さて、今日のブログは”自分の意思”というワードについて書いていきたいと思います。
”自分の意思”という言葉は、言い換えれば”主体性”などの言葉と重なるのかもしれませんが、そのようなニュアンスの言葉は、テレビや人との会話、cressの講義などでもよくお聞きになっているのではないでしょうか?
主体性とは、自分が何をやるか、またはしないのかについて、自分の意思を強く持って決断していく力だと思います。
意思や主体性という言葉を聞くと、様々な場面で必要不可欠になってくるものだと感じられるでしょう。それらを持つことはもちろん大切であり、それらが全くないと人に流されてしまうだけになり、多くの問題を引き起こしてしまうかもしれません。
しかし、”主体性を持つことは大切だ”、”自分の意思をもっとつよく持たなくちゃ”と思いながらも、現実場面においてそれらを発揮することを難しく感じている方は大勢いらっしゃると思います。
多くの人間がいる集団場面においては、他人の意見を受容的に聞くことも立派な能力ですが、それだけでは自分自身の首を締めてしまうこともあるでしょう。
流されない自分の意思というものを持ちながら、他人からの柔軟な思考力を吸収するという、ある意味矛盾していることを人間は求められているのかもしれません。
しかし、”これだけは譲れない”という思いや考えというのは皆さんお持ちで、それが意識上に登っているものもあれば、まだ無意識のどこかに眠っているのかもしれないし、そこは人それぞれだと思います。
意識的に感じられている人はその思いを大切に持っていくことが重要だと思います。そして、その思いをどのような形で他人に伝えていくかについて考えていく必要があるでしょう。
意識的に感じられていない人は、様々な場面で自分がどう感じるのかに敏感になって見て下さい。どんな些細な場面でもいいです。そこから自分の譲れない部分が見えてくるかもしれません。
自分自身にアンテナを向け続けることで、自分の本当の思いや意思を知っていけるように心がけていきましょう。