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復職された方の卒業文集2017年9月~2018年8月

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リワーク卒業文集 [2017年9月~2018年8月]

Aさん(リワーク在籍期間:2ヶ月)

リワークに通い出してから、体調が良くなり、復職の自信が出て来ました。
異業種の人達と出会えたのは大変勉強になり良かったと思います。
リワークの人達は皆やさしく、色々なことを教わり、良かったのですが、私との年齢の差が大きい人とは、話題が合わないところもあったのが残念です。
自分について今後は、起きた出来事は素直に受け入れ、冷静に対処していきたいと思います。
又、もう少し他人とのコミュニケーションを取れるよう、努力していきたいと考えています。
職場に戻ってからも、大変な事が、多くあるかもしれませんが、リワークで学んだ事を思い出し実践していきたいと思っています。 色々お世話になり、有難うございました。

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Bさん(リワーク在籍期間:7ヶ月)

CRESSを卒業するにあたって
私は前回の復職でリワーク・プログラムの重要性を痛感していましたが、当時の主治医とは見解の相違で転院を繰り返してこの病院=CRESSに辿り着きました。

以前のリワークは数人で「メンバー間の交流は基本なし」「個人作業とカウンセリングのみ」だったのに対して、当時のCRESSは20人の大所帯でメンバー間の交流も積極的に推奨され、前のリワークとは何もかもが違いました。両者の優劣を安易に語る事は危険でしかありませんが、私は自分のその時々のフェーズにフィットしたプログラムを受けられた点で非常に幸運だったと思っています。

CRESSはプログラムも豊富で、ともかく通所する習慣に主眼を置いて以前のリワークに比べると、復職に対してより積極的・戦略的だった事も私にはよかったです。プログラムで教わる知識や情報はもちろんですが、私が非常に興味深かったのはプログラム内で聴かれるメンバーの多様な意見・発言です。同じプログラムを受けている中で、自分にはない着眼点や解釈が次々と飛び交う様を目の当たりにして、当たり前ではありますが強い刺激を受けました。

CRESSにいる内に、自分の癖というかひとつの傾向を知ることができました。他の多くの(ほとんどの)人は、自身への意識がずっと強くて、それに比べると私は問題意識がもっぱら外界に向けられ、内省が非常に乏しかった事です。これは未だに続く傾向ですが、復職が果たせた今こそリワーク参加中に気付けてよかった、意識して自分の内なる声に耳を傾けたいと思っています。

参加中に卒業された先輩は尊敬できる人ばかりですが、とりわけお二人の言葉が今も心に残っています。お二人とも「あなたがいろんな事を知っていて感心するけど、実際の振る舞いに生かされていない(勿体ない)」という内容でした。これは自分でも薄々感じていた事なので尚更響いたのですが、私は未だにちっとも変われていない頭でっかちのままでしょうか、と答えのない問いかけを続けています。アフターリワークでまた何らかのフィードバックがいただける事を期待しています。

卒業を目前にして、先生の一人から「あなたは自身をよく理解している、今のあなたの長所を活かして頑張ればいい」という言葉をいただきました。参加中に「これについて自分は変われた」という強い実感を持てぬまま復職に向かう自分にとって、大きな慰めと励ましになる言葉でした。その方のみならず、CRESSの先生方とメンバーには感謝に堪えません。色濃く幸せな時間をありがとうございました。

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Cさん(リワーク在籍期間:5ヶ月)

率直に言うと、リワークに参加して良かったと思います。しかし、最初の数ヶ月は何の為にリワークに来ているのか意味を見出せず、モチベーションが大きく下がっていた時期もありました。それが少し変わったのは、グループミーティングの中で、不安に感じることは平常心だということを学んで、不安に感じるイコール病気ということではないと気付きを得られたときです。リワークに参加して得るものがあるんだと感じたことが大きかったです。

その他の良い点としては、生活リズムが整ったこと、メンバーに悩みを話して楽な気持ちになれたことなどもありました。リワークでの経験を忘れず、職場で頑張っていきたいと思います。

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Dさん(リワーク在籍期間:6ヶ月)

復職初日に職場にいくことができなかった、あの日。
それからの一年間はわたしにとっては空白の時間に等しく、正直、どうやって過ごしていたのか、思い出せない部分が多くあります。自分の意思で社会とのつながりを断ち、回避的な睡眠に走ることでしか自分をなぐさめることができませんでした。それは、自分の存在を世間的に抹消していくには十分な時間でした。そのときのわたしは、「幸せになりたい」という当たり前の感情を持っていませんでした。非現実的な世界を好み、現実的なひととの関わりを積極的に拒絶しました。

「感情に流されずに生きるためにはどうすればよいのか」。
そうした知識を自ら深めていくほどに、こころというものは、じぶんの外見や人生までも大きく変えてしまうほどの莫大なエネルギーを持っていることに気づきました。その危うさに危機感を覚え、焦りや不安といった感情が日々の生活を寝食するようになりました。安心した日々を過ごせなくなり、自分ひとりではどうすることもできない、がけっぷちに近い状況でようやく芽生えたひとつの感情が、自分の行動を起こさせる起点(エネルギー)となりました。

「誰かにすがりつくことは、本当は大嫌いだし、自分はこれまでずっと避けてきたことだ。けれども、今はもう、そんなことは言ってられないし、そうするしかない。」

わたしはこうして、蜘蛛の糸にすがりつくような気持ちで、クレスに参加させていただきました。 クレス参加中は、じぶんの些細な変化をキャッチすることに意識を向けがちで、なかなかつかみ取りにくかったのですが、いまこうして卒業して全体をふりかえることで、より明確になった2つの大きな変化があります。

●気持ちの焦点の向け方が変わった
●伝える力が大きくなった

いずれも、じぶんの内的体験にとどめているだけの状態では、この経験をいかに解釈して、活かしていくというところに到達するには難しく、これは、リワークという少し特殊な環境であるからこそ実感することができた“ありがたみ”に感じられました。
反対に、クレスに通っても、あまり変わらない部分もありました。それは、じぶんの人格を形成したり、気分を司ったりする“とっても大切な一部分”であることを発見することができました。

しかし、発見できたことで、大人としての対処方法を考えるという次のステップに進むことができたので、こうした経験は、すべて活かされているのだというポジティブな感覚にいまは直結しています。

最終的に、リワークがじぶんにとって非常に価値のあるものだったと捉えられることができている。
また、わたし自身も、それを認知できている。

そして、その要因は何であったかを、時間をかけてきちんとふりかえられるようになっている。
じぶんのこうした一連の思考のサイクル生み出した、クレスの力はやはり大きいです。
わたしが粘り強くクレスに通うことができた要因を探ると、その背景には、わたしと同じく粘り強く接してくださった先生方やメンバーさんがいたという事実に直面します。

「わたしとかかわりを持ちたいと思うひとがいる」。わたし自身がそう認知できるようになったのも大きな変化のひとつです。
今後は、ひととのかかわりを維持したいという気持ちをどれだけ継続できるかどうかが、じぶんと社会とのかかわりの中で、非常に重要になってくると思います。

最後になりましたが、クレスの先生方、メンバーのみなさま、本当にありがとうございます。

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Eさん(リワーク在籍期間:7ヶ月)

リワーク卒業にあたっての振り返り

次々と入る仕事、困難な内容、相談も出来ない人間関係、様々なもの解決出来ず抱え込み、
悩む日々の中、不安・情けなさ・疎外感・逃げたいなど マイナス感情ばかりで眠れぬ夜が続く
そして休職
休職して少し体調良くなるも気力が湧かず ただダラダラと過ごすだけ、
生活リズムも崩れ、昼夜逆転
主治医に復職を勧められるも、仕事や職場への恐怖心もあり躊躇
そこでリワーク(CRESS)を紹介される。
最低3ヶ月という期間、休職を延ばすことに会社への後ろめたさ持ちつつ
とにかく生活面戻すことを目標にCRESSへ通い始めた。

最初は対人コミュニケーションに不安・恐怖心を感じ、
駆け込むように喫煙所へ行ったり、トイレで時間潰したりしていた。
先生にも泣き言を言っていたと思います。
プログラムでも皆さん意見をバンバン出されている中、話もついていけず、黙っているだけ
朝もツラい・・・
このままやっていけるんかな?と思うこともありました。

しかし、そんな中 通ううちに良い変化がみられるようになってきました。
①笑顔
卒業メンバーの晴れ晴れとした笑顔を見た時に、自分も変われるかもしれないという希望が芽生えてきた。
②ライバル
競うものではないが、追いつきたいというような対抗心のようなものが湧き上がった。
③日々の触れあい
不安、悩みを相談・共有、そして笑いもあり
思ったこと、感じたこと、考えたこと、素直に出してみて、やれることはやってみよう!
まずは積極的にプログラムへ参加してみる!
何とかやれている。楽しい、充実しているかも!!と変わっていきました。

しかし、ある時ふと、あれっ?楽しい??・・・それが目的になってないか?
目的変わってないか?
もちろん先生からの後押しもあり、もう大丈夫かもしれないと、卒業を考え出しました。

ただ、卒業前にどうしてもやっておきたい。
という思いからグループ作業のリーダーもさせて頂きました。
意見をまとめ引っ張っていく難しさや、自分自身の問題点など色々と出ましたが、
皆さんの力を大いに借りて、何とか成果物として形を残すことが出来ました。

そして、ついにリワーク卒業
生活リズム整い、意欲、積極性は上がってきた。
今はひとまずやってみようと思える。
考え方は大きく変わってはいないが、ネガティブな思考は薄らいだと思います。
回避的なところや客観視 出来ていないところなど、まだまだ課題もありますが、
これからも自分自身を意識して無理のないようにやっていければと考えております。

最後に、自分ひとりでは絶対にここまでの状態に持っていくのは無理だったと思います。
先生、スタッフの方々、メンバー 皆さんの力を借りて、助けてもらった。
本当に皆様 ありがとうございました。

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Fさん(リワーク在籍期間:5ヶ月)

「CRESSに巡り会い考えること」

私がCRESSにたどり着いたのは長い休職期間の中で、自力で社会復帰しようと、ウォーキング、パソコン教室、スポーツクラブへと通い、また別のリワークにも参加しましたが、どれも復職へとは結びつきませんでした。復職支援委員会より、リワークが望ましい、との一行のコメントによりパソコンを検索し、目についたのがCRESSでした。

すでに休職から3年近くが過ぎていました。リワーク初日は緊張のため、顔はこわばり、自己紹介もカミカミで、雑談にも加わる事ができません。そこは今でもカムのですが(笑)。

そんな私に、先生、スタッフの方々、CRESSのメンバーの皆さんは、やさしく、時には厳しいフィードバックをして背中を押してくださいました。様々なプログラムを通じて、ウスウスとは気づいていた自分の考え方のクセや認知の歪みを確認することとなります。しかし人間、なかなか自身の人格、性格など変えることは並大抵ではありません。まして、ネガティブ思考の私が、急にポジティブなプラス思考には、そう簡単にはなれません。ですが自分の自分の考え方のクセや認知の歪みを知ることで、徐々にではありますが、それを修正し、自分で自分を追い込むような事はしてはいけない事だと気がつきました。

CRESSに5ヶ月間、毎日通い続け卒業し、実に3年8ヶ月ぶりに復職を果たしましたが、まだまだ不安感や心配事はあります。

しかし、以前の自分なら、それを抱え込んでしまいがちでしたが、今は、素直に人に話し、謙虚に相談し感謝することができると思います。まだまだ完全に自分が変われたという自信はありません。しかし、CRESSで学んだいくつかの方法と、たくさんのヒントを知り得ることができました。すべて身に付いたとは言えませんが、主治医の先生の教えでもある、一喜一憂せず、淡々と日々を過ごしていきたいと思うところです。

最後になりましたが、お世話になった北岡先生をはじめスタッフの方々、一緒に悩み、考え、笑い合ったCRESSのメンバーで仲間の皆様、ほんとうにありがとうございました。そして、私を支えてくれた妻、子ども達に感謝しかありません。それではまた笑顔で再会できるアフターリワークを楽しみにしております。

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Gさん(リワーク在籍期間:7ヶ月)

当初、リワークに参加さえすれば、何らかの成果を得ることができる、自分の体調や状況に合わせて参加すればいい……、そんな意識で参加していました。参加することが目的になって、受け身の姿勢になっていたと思います。生活面でも自分への甘えが多かったように思います。飲酒が多かったり、休日も土日両方とも活動し過ぎて、平日のリワークへの参加に影響がしばしば出たり……。

そして、2ヶ月くらい経った頃でしょうか、何か閉塞感のようなものを感じるとともに、自分があまり変わっていないということに気が付きました。

これではダメだ。何のためにリワークに行っているのか、あらためて考えるようになりました。うつ状態になって休職してしまった自分を、また健康的に働けるようにするため、そして同じような状態にならないように再発予防のため、リワークという場に身を置いている。こころの治療をしているのだ……と。(心理士の先生からセルフチェックや個別相談の中で色々とご指導いただきました。家族からも諭されました。)

それから(3ヶ月目くらいから)、積極的にリワークに参加するようになり、グループ・メンバーの人たちとも深くかかわり、自発的にコミュニケーションを取れるようになっていきました。

そんな中で、私の発言や行動に対して、メンバーの方々から色々と素直なフィードバックや指摘などをいただきました。そして、私自身の課題を見出していくことができました。元々認識があって改めて意識化できたこともあれば、新たに気づかされることも多々ありました。本当にありがたく思いましたし、「CRESS」のグループに参加できて良かったと思います。

本当の意味で自分と向き合う体験を積むことができたと思います。休職前の状況や、これまでの自分についても冷静に振り返ることができ、そして、これからどういう風にしていけばよいか、どのように心掛けていけばよいか、本気で考える機会を得ることができました。

そうして、リワークへの参加が5ヶ月経過した頃、復職への思い・意欲が高まり、「もう戻れる」というような自信が湧いてきました。それからは、気分・体調ともに安定した状態を保つことができるようになり、生活リズムも順調に整っていきました。

そして、いま卒業を迎えて、復職できること(正式な復職は試験出社を無事終えてからになりますが)への喜びを感じるとともに、楽しかったCRESSでの体験、メンバーの方々や先生方との思い出を思い返して、胸に熱いものが、寂しさが込み上げてきました。

約半年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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Hさん(リワーク在籍期間:9ヶ月)

『CRESSで流れた時間』

2016年11月末から9ヶ月間、CRESSでの時間を過ごしました。CRESSに出会う前は、9年間程、『うつ病になる⇒薬で対処しながら仕事⇒ちょっと良くなってきたと思って薬を減らす・止める⇒うつ病再発』という負のスパイラルを延々と繰り返していました。そんな生活を送っていた2016年夏のある日、上司から言われた言葉が「このまま薬のみで対処して完治するの?セカンドオピニオンとか考えてみてもいいのでは?」でした。この約1ヶ月後に休職することになったのですが、この上司の言葉があったから、認知療法(集団治療)を行っているところを自分で探し、CRESSに巡り会えたのです。

CRESSに入った当初は、自分が自分の気持ちに気付いていないことに気付きました。そんなことはこれまでの人生で考えたこともなかったと思います。自分がどういう感情を抱いて発言に至ったのか、わからない状態。これは私にとって、とても衝撃的なことであり、よくこんな心持ちで生きて来たなと思ったほどです。認知療法・グループセラピー・自己分析・個人プレゼンなどで自己開示し、メンバーや先生方のフィードバックをもらうことで、自分の感情に気付くこと、さらにそれを相手に伝えることができるようになるにつれて、そういった感情はじわじわと解けていきました。それは、本当に信頼・尊敬できるメンバーに恵まれ、先生・スタッフの方々にご指導いただけたからです。

CRESSでの時間が約2ヶ月になった頃、9年前のうつ病発症時に味わった会社の労働組合書記長を担うという苦い経験を振り返った際、「大勢の前で自分の意見を言うこと」、「リーダーなど人の前に立って引っ張っていくこと」から逃げていた自分に行き当たりました。9年間もこれらのことから逃げて仕事を出来たことに驚きもありましたが、やはり、この回避行動を何とかしなければ、復職しても同じことを繰り返すと思うようになりました。CRESSでの時間が3ヶ月たった頃、グループ作業のリーダーを担えるチャンスが訪れ、メンバーの方々の温かい後押しをもらい、奇しくも9年前と同じような関係性でリーダーを務めることができました。この経験は、リーダーを任せてもらえたことによって、回避行動から脱却できたのが出発点でした。さらに、「一人で抱え込まず、不安や悩みを相談できるか」「メンバーを信頼・尊重して任せることができるか」「自分の性格・能力・特性を受け入れることができるか」を課題にして、やり遂げられたことで復職に対する怖さ・不安が少なくなったことは、大きな進歩でした。

私にとって、CRESSの時間は、「復職するための自分の課題」と向き合うだけではなく、「自分の人生を生き抜くための心構えを養う」という、これまでの人生で味わったことのないくらい自分の感情を伝えることができた濃厚で貴重なひとときでした。

最後になりましたが、丁寧に優しく指導・相談に乗っていただいた北岡先生をはじめ先生・スタッフの方々、かけがえのないCRESSの時間を共に過ごしたメンバーの方々、本当にありがとうございました。

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Iさん(リワーク在籍期間:5ヶ月)

CRESSを卒業するにあたって

リワークに参加して気付いたことは、まず自分のコミュニケーション能力の低さと人みしりの激しさでした。

仕事をしてきた中で、その2つに対しては大丈夫だと思っていたのですが、病気になったことに加えて、今までできていると思っていたことは何だったのだろうかと思いました。おそらく、この2つに関してもこれまで無理をしていたのではないかと気づくことができました。

プログラムで教えて頂いた「平常心」という言葉をよく思い出すようにしています。不安になったり緊張した時はこれからもこの言葉のように、「当然の反応なのだ」と考えていきたいです。

職場に戻ってからは人に相談・確認することで不安を解消するように注意をしていきたいです。又すぐに相談できなかった場合も、家族に話をしたりすることでため込まないようにしていきます。

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Jさん(リワーク在籍期間:5ヶ月)

ちょうど5ヶ月お世話になりました。会社の復職プログラムを使って復職を図る方法もあったのですが、自主学習などで日々を過ごしていくことは自宅療養期間ですでに飽きていたこともあり、新しい刺激と変化を考えてリワークに参加することにしました。

私は、異動(出向)に伴う環境の変化にうまく対応することが叶わず、産業医からドクターストップがかかり休業・休職となりました。初めての業務、繁忙期ということもあり、分からないなりに対応することに精一杯でした。相談や質問などを図れなかったわけではありませんでしたが、考え過ぎて時機を逸したり、行動に移せず結果、自分で抱え込み自滅したように思います。つまり、他者を優先しすぎるがゆえに適切なコミュニケーションを築くことができなかったのです。

リワークに参加した最初は、「復職を目指す」という同じ目標のもと、どのような人たちが、どのような姿勢で参加しているのか全く分からない状況でした。それでもせっかくの機会なので自分にとって有益なものにしようと様子をみながらプログラムに取り組んでいました。

ひと月経ってようやく方向性がみえてきたものの休職の要因や自分の課題がどこにあるのか探ることに一所懸命だったと思います。「適応力が高い」との指摘や「考えていることがみえにくい」と言われ、そのことについてグルグル考えを巡らすことも多々ありました。

3ヶ月を経てプログラムがひとサイクル回った頃は、いま一つ手応えが得られない感覚をもったりもしました。閉塞感や物足りなさ、踏み込みたいけど踏み込みきれない感覚などもあったかと思います。それでもメンバーとの仲が深まり、当初とは異なる視点からの検討をすることで、気持ちを新たに進んでいくことになったと思います。

そつなくこなせてしまうがゆえに困っている、悩んでいることが伝わりにくい。ストレスに対して問題解決型の対応ばかりで対処してしまい、実は身体的・精神的にも休めていない。人を頼ることに無意識の内で恐怖心を抱いていている。

こうした自分の課題が浮かび上がり、タイミングによって課題の受け止め方、内容、質が変化していったように思います。この変化は、メンバー同士との関係性の変化や代理経験、メンバーの入れ替わりによる刺激によって生じたのだと思います。向きあうのを避けたいような部分も中にはありましたが、いまとなっては自分を見つめなおす良い機会になったと感じています。

今後の抱負は、「失敗しても大丈夫」というメンバー同士の信頼関係をいかに築き行動できるか。これが復職してうまくやっていくのに大切なことの一つなのだと感じています。この点を留意しながら、器用に立ち回り過ぎず、自分の感情や弱い部分を自然に出していけるようにしていきたいと思います。

最後になりますが、スタッフの先生方や先に復職された方を含めメンバーの皆さんありがとうございました。

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Kさん(リワーク在籍期間:12ヶ月)

リワーク在籍期間383日
休暇取得が多いことを危惧した産業医曰く「休職して休まぬ身体にせよ カウンセリングを受けるなどの方法を主治医と相談せよ」
相談した主治医曰く「リワーク行きな」
てな訳でクレス参加

参加当初の課題は “無用な会話に首を突っ込まない”
「積極性を抑える為 喋らぬよう努力する」と初週のグループセラピー(当時は金曜午前)にて宣言
積極的な交わりを避け 悠々自適に過ごすも 欠席傾向表出 休職前の欠勤時との類似性を認知
臨床心理士曰く「適度な積極性を探るのがよかろう」

不調の際 「やったらどんな症状でる?」と SST脇役に初立候補
自暴自棄ではなく “どんな状態になるか?”という実験だが 至って平常心の儘
しかし臨床心理士の言で凹む「何故 不調の今やる?」
喋り出したらノンストップ おとなしめなメンバーにもしつこくちょっかい
「話し掛けてもいいっすかぁ」「気落ちしてるぅ?」etc

会話が増え 馬鹿話や喫煙室セラピーが楽しく 参加率アップ リワークの主旨から逸脱
反応の薄いメンバーに対するちょっかいのモチベーションが低下 特定のメンバーとの親密度ばかりアップ
親密な特定メンバーが卒業する度 「FB 減る~」と落胆 FB貰えそうなメンバーを物色
臨床心理士曰く「メンバーを評定してますね」
己の行動と心情の符合に気付かされ 妙に得心

古株と呼ばれ出した頃 プログラム中に臨床心理士がメンバーに対して指摘「クレスのパワーが落ちている」
「己の消極的姿勢に一因あり」と反省
“クレスを職場と見做しての行動”をやっとこさ開始
実践を心掛け出すと “知的理解に留まっている”ことを痛感

同じ頃 復職工程に関して 職場の上司が臨床心理士に直電
本人は「今直ぐ復職しても 前よりは良かろう」と楽観 卒業迄は実践によるスキルアップとクレスのパワーアップへの注力を決意
リワーク内外の出来事が重なり苛々max 終日仏頂面で“話しかけるなオーラ”全開
あるメンバーの救援により脱出(感謝) 他メンバーへの援助に重点 (これはこれで 己の遣る事そっちのけ)

時が進み卒業
現在 リワークで遣るべきであった“実践”を職場にて遂行中
*スタッフ及びメンバーへの感謝は計り知れません
時折リフレインして感傷に浸るという依存症状が表出しますが 休職したお陰でクレスを経験できたとさえ感じてしまっています
皆様ありがとうございました

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Lさん(リワーク在籍期間:3ヶ月)

私はリワークに参加する前、家に半分引きこもっている生活を送っていました。買い物で少し外に出る程度で、友達ともほとんど会わず、家族以外の人と関わらない生活が長かったように思います。やっとリワークに参加出来る、という頃には休職して約一年半が経っていました。復職までの期間も迫っており、始めからリワークに参加出来るのは3ヶ月程度だろうと言われていました。そんなこともあり、リワークの参加が決まった時は復職への第一歩を踏めたという思いから嬉しかったのですが、同時に集団の中でなじめるのか、短期間での参加で教わったころを身につけて実践できのか、とても不安でした。

リワーク初日はとても緊張していました。でもメンバーの雰囲気はとてもよく、びっくりしました。この中に自分が溶け込めるのか、ますます不安になったのを覚えています。始めは極度の緊張で気分と体調を言うだけでも声が震え、一言を発するのも大変でした。

人見知りで緊張して声が震える、人と話すのは苦手な私。こんな私を変えてくれたのは「私の目標」でした。「わたしの目標」の“対人関係・コミュニケーションへの取り組み”の目標を、着実に実行に移していったことで変わっていくことができました。

最初はメンバーの顔と名前を意識して覚えることや、隣の席の方とまずは話しをしてみることを目標にあげ、ゆっくりとも目標に沿って一歩ずつ前進していきました。始めはお昼の時間に「一人になりたい」という思いがあったのですが、一人でいることとの不安や孤独感も同時にあり、自分から変わっていかなければこの不安はずっとこのままだ、と思うようになりました。その不安を払拭するために、少しずつ自分から話していこうと決めたのです。そんな中、他のメンバーと同じように出来ないことにいら立ち、不安に思いましたが、いつからか、「うまくやらなくては」との考えも和らぎ、緊張感も少しずつ軽減されていきました。

最終的には「どんな場面(プログラムや昼休み)でも自分の意見を言う」という目標を設定し、プログラムにも積極的に参加し、発言していきました。そういう風にできたのは、O先生との個別面談やメンバーとのコミュニケーションによる影響が大きいと思います。先生に話すことで自分の考えていることを客観的にみることができたり、自分の困りごとや不安に思っていることを自ら発信し、メンバーに相談できたことも自分にとっては大きな収穫だったと思います。

SSTのプログラム内で主人公として参加した時のメンバーからのフィードバックも大変貴重なもので、今の自分の課題点が見えてきました。自分の特性としていいところも悪いところも、再認識することができ、思い切って主役をしてよかったなぁと思いました。

SSTでの場面は実際に復職後にも想定されていることでもあると思うので、リワークで学んだことをフルに活用できればいいなと思っています。

あと大きく変化したことがもう一つあります。それはよく笑うようになったことです。リワークに参加した当初は顔もこわばってしまいなかなか笑えなかったのですが、メンバーと一緒にプログラムに参加し、お昼休憩に話をしたりすることを重ねていくなかで、自然と笑えるようになりました。これはとても嬉しい成果です。

いろんな緊張や不安を抱えて参加したリワーク。3ヶ月半という短い間いでしたが得たものはとても大きかったです。こんな私でも変われることができたこと。これは紛れもなく、リワークのおかげです。

リワークのメンバー、そして先生方との出会いは私にとってかけがいのないものとなりました。卒業までお世話になりありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

復職後も規則正しい生活を送り、日々精進していきたいと思います。

ありがとうございました。

最後になりますが、スタッフの先生方や先に復職された方を含めメンバーの皆さんありがとうございました。

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Mさん(リワーク在籍期間:7ヶ月)

リワーク在籍期間383日
休暇取得が多いことを危惧した産業医曰く「休職して休まぬ身体にせよ カウンセリングを受けるなどの方法を主治医と相談せよ」
相談した主治医曰く「リワーク行きな」
てな訳でクレス参加

参加当初の課題は “無用な会話に首を突っ込まない”
「積極性を抑える為 喋らぬよう努力する」と初週のグループセラピー(当時は金曜午前)にて宣言
積極的な交わりを避け 悠々自適に過ごすも 欠席傾向表出 休職前の欠勤時との類似性を認知
臨床心理士曰く「適度な積極性を探るのがよかろう」

不調の際 「やったらどんな症状でる?」と SST脇役に初立候補
自暴自棄ではなく “どんな状態になるか?”という実験だが 至って平常心の儘
しかし臨床心理士の言で凹む「何故 不調の今やる?」
喋り出したらノンストップ おとなしめなメンバーにもしつこくちょっかい
「話し掛けてもいいっすかぁ」「気落ちしてるぅ?」etc

会話が増え 馬鹿話や喫煙室セラピーが楽しく 参加率アップ リワークの主旨から逸脱
反応の薄いメンバーに対するちょっかいのモチベーションが低下 特定のメンバーとの親密度ばかりアップ
親密な特定メンバーが卒業する度 「FB 減る~」と落胆 FB貰えそうなメンバーを物色
臨床心理士曰く「メンバーを評定してますね」
己の行動と心情の符合に気付かされ 妙に得心

古株と呼ばれ出した頃 プログラム中に臨床心理士がメンバーに対して指摘「クレスのパワーが落ちている」
「己の消極的姿勢に一因あり」と反省
“クレスを職場と見做しての行動”をやっとこさ開始
実践を心掛け出すと “知的理解に留まっている”ことを痛感

同じ頃 復職工程に関して 職場の上司が臨床心理士に直電
本人は「今直ぐ復職しても 前よりは良かろう」と楽観 卒業迄は実践によるスキルアップとクレスのパワーアップへの注力を決意
リワーク内外の出来事が重なり苛々max 終日仏頂面で“話しかけるなオーラ”全開
あるメンバーの救援により脱出(感謝) 他メンバーへの援助に重点 (これはこれで 己の遣る事そっちのけ)

時が進み卒業
現在 リワークで遣るべきであった“実践”を職場にて遂行中
*スタッフ及びメンバーへの感謝は計り知れません
時折リフレインして感傷に浸るという依存症状が表出しますが 休職したお陰でクレスを経験できたとさえ感じてしまっています
皆様ありがとうございました

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Nさん(リワーク在籍期間:4ヶ月)

CRESSに対しての感想

リワークに参加して気付いたこと
・前向きに復職を目指している、病気で苦しんでいるのは自分だけではないこと
・みんなそれぞれに困った経験をしてココにいること
・ストレスへの対処法が色々あること(ストレスマネジメント・認知療法・アサーションetc)
・セルフケアの方法が色々あること(マインドフルネス・ヨガ・筋弛緩法・ストレッチなど)
・できていたことも、状況によって出来なくなることがある
・長所と短所は表裏一体

(自分について)
・人間関係の問題を一対一で考え、他者を巻き込もうとしないこと
・喪失感が強いこと
・他者から見える自分と、自分が見ている自分に差があること

変化したこと
・自分の思いを伝えようと努力するようになったこと
・自分の困り事をキャッチしようとするようになったこと
・とりあえずやってみようとマイペースで新しことにチャレンジすることができた

職場とは違う人と出会って感じたこと
・千差万別の誰もがうつになることがあること
・同じ休職という経験をしているからこそ話せることがある
・うつ同士だから分かり合えることがある

自分について考えたこと、感じたこと
・なぜ自分の気持ちが言えないのか
・なぜ自分の気持ちに気づかないのか
・もう二度と休職したくない
・困った時になかなか能動的に動けないこと

職場に戻ってこれから気を付けていきたいと思っていること
・早めの心身のセルフケア
・早めの相談
・意見を出来るだけアサーティブに伝える
・緊張するのも平常心(なくせるものではない)
・不安はより良く生きたいの裏返し
・不安にとらわれず目的本位で

心残り。。。
・SSTのオブザーバーとしてフィードバックができなかった
・グループ作業の最後の仕事、リーダー決めが終わらなかった

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Oさん(リワーク在籍期間:9ヶ月)

CRESSを卒業するにあたって

リワークに参加して一番変化したと思うことは、無理することなく自然に前向きに物事をとらえられるようになったことです。もちろん、まだ深刻に思い悩むこともありますが、リワークに通っているうちにつかみつつある自分なりの不安や恐怖への対策法で処理できるのが早くなったように思います。不安や恐怖の原因を具体的に突き詰めるだけでも落ち着けることは、リワークを通して理解できましたし、わからなくても、わからないなりにそんな自分もいるということを受け止められるようになりました。こういったことから私は社会生活においてだけでなく私生活でも情緒が安定しやすくなったと感じております。

また、リワークに通って自分のことをより深く知ることが出来たと思っております。それは、主にメンバーとの交流を題材に先生と個別相談の中での気付きが多かったと思います。自分が思うより私は負けず嫌いということがわかりました。以前はその負けず嫌いが完璧主義、それから安らかに過ごせる自分を犠牲にしてしまうほど強すぎる承認欲求など、自分を苦しめる方向に働いておりましたが、今は自分を大事にすることの大切さを実感し、柔軟な発想を身に着け、負けず嫌いさを自分で高める方向に向けることが出来たのではないかと思っております。

最後に職場に戻っても気を付けたいのは、週に一度でも自分を定期的に振り返り、以前のような自分に戻ってないか確認していくことです。具体的には、週に一度でも自分の中の感情を紙に書いたり人に話したりして、偏った考えをしていないか客観的に見つめたいと思っています。アフターリワークも利用させてもらい、そういったメンテナンスに使わせて頂きたいと思っております。

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