大阪市中央区南本町にあります、心療内科・心理療法の『こころのクリニック和-なごみ-』は不眠、うつ、神経症、情緒不安定等の病気に対して治療、サポートを行っております。また、心の病気によって休職中の方の職場復帰のサポートもしております。

受診される方へ

このような方へ

心配事があれば不安になりますし、悲しいことがあれば気持ちが落ち込みます。時には考え事で眠れない夜もあるでしょうし、食事が喉を通らない日もあるでしょう。こうしたことは、心を持つ限り、誰しもが経験することです。心には柔軟性がありますから、ある程度の苦痛には、もちこたえることができます。そして時がたてば、傷は癒え、痛みを乗り越えた経験は、心を一回り成長させます。

ただし、その人にとってあまりにも大きな苦痛に晒されて、限界を超えてしまうと、心は柔軟性を失い、その傷を修復することが出来なくなります。以下に挙げている状態が、いつまでも続く場合は、危険信号です。放置すると、心はますます疲弊し、生活にも支障をきたす可能性があります。あなたやあなたのそばにおられる方が、以下のような状態であるなら、早めに受診されて、専門家の援助を受けることをおすすめします。

不眠の症状

  • 寝つきが悪い。
  • 明け方に目が覚める。
  • 途中で何度も目が覚める。
  • 熟睡感がなく、翌日だるくて眠い。

抑うつの症状

  • 憂鬱な気分がずっと続いている。
  • 人と会いたくない。
  • やる気が起きない。
  • 集中力がなく、頭が働かない。
  • 食欲がない。美味しいと感じない。
  • 朝が苦痛で、会社や学校に行きたくない。
  • 何をやっても楽しめない。
  • 家事が思うように出来ない。

神経症の症状

  • 突然不安になり、胸が苦しくて息が出来なくなる。
  • 緊張するとお腹が痛くなる。下痢をする。
  • 乗り物の中など、逃げ場がない状況・場所にいると強い不安を感じる。
  • のどの奥が何か詰まったような感じがする。
  • おかしいと分かっていても、同じ考えにとらわれる。
  • 漠然とした不安が続き、心細い。
  • 手洗い、戸締まりの確認など何度も同じ行動を繰り返さないと気が済まない。
  • 人前でとても緊張する。人の視線が気になる。手が震える。顔が赤くなる。

情緒不安定

  • 気分の波がはげしい。
  • 自分を傷つけてしまう。
  • イライラすること、怒りっぽくなることが多くなった。
  • 熟睡感がなく、翌日だるくて眠い。
  • 特に理由もないのに、涙がでてしまう。

自律神経の乱れ

  • 頭痛や肩こり、首の痛みが続く。
  • 月経前になるとイライラする。
  • 頭がのぼせる。体がほてる。手足が冷える。
  • 体調がすぐれず検査を受けたが、異常はないと言われた。
  • 途中で何度も目が覚める。

認知症の症状

  • 日常生活に支障をきたすほどの物忘れが目立つ。
  • 「ものを盗られた」などの妄想がある。
  • 同じことを何度も尋ねるようになった。
  • 介護への抵抗が強い。
  • 夜間の徘徊、不眠などで周囲が困っている。

精神病が疑われる症状

  • 頭の中が騒がしい。頭の中に声が聞こえて来る。
  • 独り笑い、独り言が目立つ。
  • 自分の考えていることが他人に筒抜けになっているように感じる。
  • 人付き合いを極端に嫌い、ひきこもるようになった。
  • 誰かから監視されている、狙われている、と感じる。
(おことわり)

当クリニックでは、救急設備・入院設備がございませんので、著しい興奮を伴った方、差し迫った自殺念慮を伴った方には、他の医療機関をお勧めしております。また、薬物依存症、アルコール依存症の専門治療も行っておりませんので、ご了承ください。

はじめて受診される方へ

当クリニックではご予約の方を優先的に診察しております。ご予約がない場合も可能な限り診察いたしますが、長時間お待たせするか、後日改めて来院して頂くことになる場合があります。はじめて受診される方は、お電話、もしくはネットからご予約をお願い致します。その際、心理療法、心理テスト、リワーク・ プログラム、コンサルテーション(自費診療)のご希望もございましたらお伝え下さい。(ネットからご予約を頂いた場合、3日以内にクリニックから返信いたします。返信がない場合、何らかの不具合が発生しているか、迷惑フィルタが働いている可能性があります。その場合、大変お手数をかけますが、お電話にてお問い合わせください。)

●初診時は、以下をご持参下さい。
  1. 健康保険証(各種保険取り扱います)
  2. 服薬中のお薬があれば、お薬手帳などその内容が分かるもの
  3. 他の医療機関に通院中の方は、可能であれば紹介状をご持参ください

●初診の流れ

1

初診時は予約時間の15分前に来院してください。

2

受付していただくと問診票をお渡し致しますので、問診室にてご記入下さい。
その後、当クリニックスタッフより問診があります。

3

医師の診察を受けて頂きます。

4

必要な方には、臨床検査、心理検査を受けて頂きます。

5

継続した通院が必要な場合は、お会計の際に次回予約日を確認します。

  • はじめての診察は30分から1時間程度を見込まれて下さい。お時間がかかりますので、余裕を持たれて来院して下さい。
  • 来院が遅れる場合、予約をキャンセルされる場合は、必ずお電話で前日までにご連絡をお願いします。ご連絡がない場合、他の患者様にもご迷惑をおかけすることになります。ご連絡がない方の、それ以降のご予約はお断りしております。
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ご家族の方へ

「こころのクリニック 和-なごみ-」では、人と人のつながりを大切にして、治療を提供することを基本理念としています。私たち医療者とご本人様が、相互に信頼あるつながりを作る事が大切であることは言うまでもありませんが、一番近くにおられるご家族が、ご本人様あるいは私たち医療者とよいつながりを 持っていただけることも、大切なことであると認識しております。 ご本人様が辛い思いをされておられるなら、そばで見守られているご家族も同じように心を痛めておられることとお察します。またご本人様への対応に神経を使いすぎて、疲れたり、戸惑われたりすることもあるかと思います。  当クリニックの一般外来では、ご本人様の同意を得ていただいた上で、診察に同席して頂くこと、ご相談をうかがうことも可能です。毎回の受診に付き添って頂く必要はございませんが、時には一緒に話を聞いて頂くことで、本人様への対応などアドバイスが出来るかと考えます。また、ご家族からご本人様の様子を、私たちに伝えていただくことで治療に役立つこともございます。何とぞ、ご協力の程、よろしくお願い致します。

  • ご本人様の同意が得られない場合は、ご家族であっても診察の同席や診療情報の開示は出来ませんので、ご了承下さい。
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企業の方、産業医の先生へ

労務環境の変化や人間関係の悩みなどがきっかけとなり、うつ病や不安障害などの心の病気に罹患する労働者は増加の一途をたどっています。病気になられたご本人様にとって、思うように働けなくなることが大変な心痛であることはもちろんですが、企業にとっても、貴重な従業員の業務能力の低下や退職は大きな損失となります。
「こころのクリニック 和-なごみ-」では、働く人の心の健康に寄与できるよう、以下の取り組みを行って参ります。

●連携

以前に比べれば、心の病気に対する社会全体の理解は深まりました。特に職場領域では産業医の先生をはじめ、企業の健康管理に携わる方々のご尽力により、病気についての知識は一般的なものとなり、誤解や心ない偏見は少なくなりました。
とは言え、個々のケースでは、ご本人様への対応等をめぐり、周囲の方々が戸惑われることは、まだまだよく見受けられます。このことは心の病気を理解するためには、病気の知識のみでは十分でないことを示しています。適切な対応をするためには、病気の知識に加え、ご本人様の個性や職場での対人関係などをふまえたより全体的な理解が必要となってきます。
当クリニックでは、ご本人様から同意を頂いた上で、書面での情報提供や面談を適宜行うことも可能です。こうして連携をとらせて頂く事で、ご本人様を取り巻く状況について、全体的な理解を深めて頂ければと考えております。また治療の経過中には、職務内容や労務環境への配慮、休職・復職の判断などについてご相談させて頂くこともあろうかと思われますので何卒よろしくお願い致します。
当クリニックは、「人と人のつながり」を大切にして、治療を提供することを基本理念としております。職場の方とご本人様、職場の方と私たち医療者のつながりも大切にしたいと考えております。よいつながりを築き、ご本人様が職場で存分に能力を発揮できるようお手伝いさせて頂きます。

●リワーク・プログラム

当クリニックでは、うつ病などの心の病気で休職中の方を対象に、職場復帰までのリハビリ支援(リワーク・プログラム)を行っております。 かつて、うつ病は「心の風邪」と喩えられ、風邪と同様に、お薬と静養でその多くは回復しました。しかし時代の移り変わりとともにうつ病も多様化し、従来の型におさまらない「非定型」あるいは「現代型」と診断されるうつ病が増えて参りました。このタイプのうつ病にはお薬が効きにくく、ただ静養しているだけでは慢性化してしまうケースもございます。
いずれにしても心の病気は本来、お薬のみで根治することは出来ません。その人の性格や思考、対人関係の持ち方など、「病気になりやすい傾向」を変えていかない限り、再発を繰り返すことにつながります。リワーク・プログラムは、グループ活動を通して、この「病気になりやすい傾向」を修正してゆく心理社会的な治療プログラムです。
うつ病の治療は、苦しい症状がとれて心が楽になると一区切りつきますが、それは治療の折り返し地点なのかもしれません。ここから一時失われた体力や自信を取り戻すためのリハビリが始まり、再発を防ぐための心のメンテナンスが必要となります。リワーク・プログラムは治療が折り返してからをサポートするものです。詳しくは「リワーク・プログラム」をご覧下さい。

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●アクセス

大阪メトロ堺筋本町駅8号出口すぐにある当クリニックは、梅田、難波、天王寺、京橋の各ターミナル駅から、大阪メトロ利用でおよそ10分の通院範囲にございます。診療受付は、お仕事帰りにも通院可能な20時までとなっております。また、お待ち頂く時間を極力少なくするために、予約優先としておりますので、お仕事の合間でも時間調節して通院しやすいものと思われます。

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  • ご本人様の同意が得られない場合は、診察の同席や診療情報の開示は出来ませんので、ご了承下さい。
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クリニック情報 CLINIC INFORMATION

診療時間
10:00〜13:00
15:00〜20:00

★…第1・第3土曜 10:00〜17:00 休診日水曜日午後、第2・第4土曜/日曜日・祝日

〒541-0054
大阪市中央区南本町2-2-9 辰野南本町ビル1階

大阪メトロ堺筋線・中央線「堺筋本町」駅 8号・9号出口上がってすぐ

〈 お問い合わせ・ご予約 〉

問診票ダウンロード

ご記入いただき、ご来院時にお持ちいただくと受付がスムーズです。ご協力よろしくお願い申し上げます。

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リワークプログラム
受付票ダウンロード

リワークへの参加を希望される方は、リワーク説明会に来て頂く時、リワークプログラム受付票をあらかじめご記入の上、ご持参下さい。

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